好きなものを好きなだけ

つらつらと語る

Big Dipperという最高な作品を語るので聞いてほしい





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

じゅうはちどめまして、すやです。

 

 

 

 2021年3月17日

ついにこの日が来た。

あの作品がとうとう世に解き放たれる日だ。

何の作品かって?おいおい野暮な質問はやめてくれ。

 

 

【Big Dipper】だ。知っているだろう?

 

 


ジャニーズWEST - Big Dipper [Official Music Video (Short Ver.)]

 

2021年2月17日にYouTubeに突如として投稿され、オタク界隈を大混乱に陥れたあの作品だ。メンバー全員がロングコートを羽織り、場所はどっかのお洒落なロビー。音数の少ないスローリーなテンポに合わせて艶やかに舞うMV。こんなの好きな人しかいないだろう、そうだろジェニファー?そうねボブ!(CV神山智洋

 

 

初見の衝撃が凄まじすぎて、見終わったあとなぜかベランダに出て夜空を仰いでしまった。星に感謝を述べてしまった。

 

ジャニーズWESTさんいつかこういう曲調で踊ってくれないかな、なんて祈っていた私にとって、Big Dipperは本当に本当に個人的に大勝利だった。ありがとうJストーム

何度かポロっと発言しておりますが、私の専門はジャズとコンテ。時折バレエ。なのでバラード曲や、今回のBig Dipperのような音数が少ない曲でのダンスは大好きだ。

話は逸れるが、Wtroubleの濵田さん藤井さんのユニット曲、The Callを生で見れなかったことは一生根に持ち続けてやる。

勿論アップテンポの曲も(自分はそんなに上手く踊れる自信はないが)好きだ。だからEvokeもSurvivalも好きだし、なんなら濵田さん神山さんのユニット曲、GOD DAMNを生で見れなかったことも一生根に持ち続ける。

 

 

 

 

 

 

そんな個人的大勝利にして大好きなこのBig Dipper。

さて。

 

 

 

 

 

語らせてほしい。

 

 

 

 

 

頼む、喋らせてほしい。どれだけこの作品が好きか、どれだけこの作品が魅力的か。

予言しておく。多分過去一長いブログになる。引かないでほしい。

「引かへん引かへん!好きなだけ喋りぃや!!」という方、いらっしゃいましたらお手洗いを済ませたうえで飲み物でも用意し、お時間の許す限りお付き合いください。

 

 

 

それではいきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Big Dipperという最高な作品を語るので聞いてほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の解釈でのフォーメーション図です。

まさか仕事で使っているアプリやらなんやらを駆使して趣味に入れ込む自分がいるとは思わなかった。ジャニーズWESTから離れられそうにない。ぞっこんだ。

 

そもそも舞台の正確な形も分からなければ0-1の距離もわからないので、この図が正しいところはほぼほぼない。あのMV撮影に使われているロビーに7番なんて立ち位置100%なんてないから。薄目でぼんやりピント外しながら見てほしい。

 

 

 

それを踏まえたうえでこちら。

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神山智洋さんがセンターだ。

センター論をどうこう語るのはやめる。ダンスしか知らない私にとってのセンターと、アイドルにとってのセンターは別物だと薄々わかってきたからだ。

だから私は

【ダンスMV映像作品にて、自他ともに上手いと認められている神山さんがセンターに立っている】という事実が心底嬉しい。

 

 

この板付きの何が良いって全員円の内側を向いており、中心にいる神山さんが正面カメラに背中を向けているところである。

ぶわっと全員が外を向いて開いていくところに物語の始まりを感じる。裏音に合わせてカノン気味にメンバーが外に開いていくのがまたいい。ラストにセンターの神山さんが正面を向き、音きっかけで広がっていくところが細やかで好きだ。

円型板付きならそりゃ次のフォーメーションは広がるだろ、と予想に難しくはないけれど、音のはめ方が綺麗だ。

 

個人的にはこの次が好き。神山さんがアクセントに合わせて手をパッと開いたとき、他のメンバーが軽く下重心になりながら外に広がっていくところ。

センターがより引き立つし、ただ移動して広がるだけではなく、神山さんきっかけで(音きっかけで)動き出したのがよくわかる。 

 

 

 

 

 

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(神山さんが颯爽とセンターから歩いてくる姿、華やかなロビーとカメラの下アングル、綺麗な歩き方が合わさった相乗効果で美しさ限界突破してたな。)

 

 

 

センターが前に出てきて最初の手ぶり。神山さん以外は先ほどの移動で下重心になっているから下から始まるのだけれど、神山さんはオープンから。周りが段々と上がってくるところのメリハリ感が出ててとてもいい。

 

さらに細かくカメラアングルを変えてセンターを何度か抜き印象付け。

緩やかに、でも少しずつ動き始める振りに次を期待してしまう。音楽が今から盛り上がりそうな雰囲気のある転調がいい。

 

 

 

(ここの手を開いてクロスに重ねているところに各々の癖が出ていて楽しい。神山さん桐山さん藤井さんあたりはガッと5本指すべてを開ききって手を大きく見せている反面、重岡さん濵田さんは少しゆるく開いているところとか。)

(上手下からのカメラアングルなので神山さん桐山さんしかはっきり見えないが、手をクロスからの右腕前に抜いて右手小指から巻き込んで握る手振りで、手首をめいいっぱい外側に開いたところから始まるところがとても好き。まっすぐ前に出して握っていくのではなく、外側に振ってから握ることで少しでも大きく見えるところがいい。コレオのこだわりなのか二人の個性なのかはわからん。)

(内側を向くほんの一瞬前の神山さんの横顔を抜いたカメラマンさん、一緒に一杯飲みませんか)

 

 

 

全員がふっと背中を見せて移動していくところの音楽が、先ほども書いたが物語の始まりへのわくわく感を高めてくれる気がする。音が好きだ。

そしてフォーメーション移動。

 

 

 

 

 

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音楽止まったんですけど。

音楽の始まりとか物語のわくわく感とか言ってしまった。恥ずかしいじゃないか。

音楽に詳しい方いたら教えてほしい、ここで一拍音を休める心理とは。

全然わからないこっちからしたらひたすらカッコいい以外の感想が出てこない。

 

再び鳴りだした一発目の音で顔アップは鉄板、いい。アップのまま上体ダウン、羽ばたくような手ぶりからの一瞬のポーズ、次のセンターライン横一列のポーズ。

このポーズはコレオが一人一人決めたのか、目元隠して好きにポーズとってください、って言われたのかどっちなのか。

 

 

 

 

 

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ここでも音が一瞬止まる。

私の感想は相変わらず「この一拍かっこいい」一択です。

 

ここまで一貫して音のメリハリと振りのメリハリが合わさっているのがかっこいい。

そんなに大したテクニックなしでこんなにはっきりと踊りの輪郭が見えるのは一重にコレオグラファーの技量。音の世界観を昇華するのが上手い。まだAメロだけれど、この時点でセンスの良さが溢れている。好きだ。

 

 

 

 

 

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(ここに移動するまでの神山さんの移動の仕方、すっと軸が全くぶれずに左にスライドするように一歩踏み込んだ移動がめちゃくちゃ綺麗。目を奪われる。)

(コート翻すな好きになってしまう。)

 

 

 

重岡さんのソロパ、神山さん濵田さんのハモリのところで歌詞に合わせて両手をさっと合わせて払うところが、歌声のハモリの余韻、腕の動きの余韻がマッチしていて綺麗。

 

重岡さんの後ろにいる神山さん濵田さんが外向き、内足重心で終わってるのに対し

藤井さんの後ろにいる桐山さん中間さんは外向き、中心軸で終わる差がいい。

重岡さんパートの音と、藤井さんパートの音。はっきりと曲調が違うから、それに合わせて振りを対比させているように見える。シンメのブロックで、音楽に合わせて優雅さと冷たさを魅せているような。

 

 

 

(藤井さんソロパで胸前に手を持ってくる振りのところ、指の使い方がまじ藤井流星さん。いいぞ、その癖好きだぞ…)

(ここでの中間さんの首のつけ方が凄く中間淳太って感じがしていい。あなたの首筋の魅せ方、ほんと中間さんだな。)

(そしてセンター奥に堂々と立ち燦然と正面を見つめる小瀧さん。スタイルの良さに泣く。モデルか?モデルだった)

 

 

 

 


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奥へ5人が移動するときに下から羽ばたくように手を開く振り。

この振りはこの作品で何度か出てくる。

 

あくまで私の場合、だけれども

作品を作るときにサビの振りとは別に、いくつか決まったアクションを入れることが多い。作品に一貫性を持たせるのに効果的だと考えているからである。

「あ、この振り○○って作品でよく使われてたやつ」って印象に残したい意味もある。

 

奥へ集まる5人の後ろ姿、この羽ばたく羽のようなワンアクションがあるだけでとても綺麗に見えません?

下重心だからこそ、その後星を掴むように手を伸ばす振りでグッと上に引きあがる対比も作れる。

 

 

 

 (ここのシンメにいる桐山さん濵田さんのフォーカスのつけ方がどちらも好きすぎた。緩やかに、でも確かにガッと正面を見つめる桐山さんと、すぅっと消えそうな静けさを持ちながら、自分の手元を目で追う濵田さん。どちらもいいな。)

 

 

 

 


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(桐山さん濵田さんが向かい合って歌う歌声に惚れてしまうから、この二人のハモリがあるときは前もって教えててほしい。心の準備しないと泣いちゃうから)

 

 

 

奥5人が星に祈るように両手を高くあげて開いていくのに対し、前の2人は開いた手を下からあげていく。

5人が手を開いてカノンで下ろしていく最後の音に合わせて、前2人は少しずつあげていた手を下ろしていく。

上から開いた5人と、下からあげていた2人が、同じ音で同じ振りに合わさる。

パズルの最後の一個をぴったりはめたような気持ちよさ。

 

 

 

 

 

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上手(観客席から見て右)2人、下手(観客席から見て左)2人がお互いを向かい合って立っている中で

後ろ3人がはっきりと前を向くのがいい。後ろ奥でもパッと目に付くし、上下の4人がフリーで軽く動いていたとしても、今のメインはこっちだと分かりやすい。

 

 

 

(サビ前の2拍音があるところで多分各々フリーで音に乗っているのだろうけど、神山さんのカウントの取り方好きすぎ。クラブ行ってたよね?目立つでしょそんなかっけぇノリかたしてたら。)

 

 

 

 


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(サビに入る一番盛り上がるきっかけの音でカメラをバッと向く桐山さんかっこよすぎ。なんかもう、お礼を言いたい。)

 

 

 

飛んだ。

何度も羽ばたいていくような手ぶりを見せておいて、サビで飛んだ。

飛んだ、というより後ろに下がるために跳ねた、という方が正しいのかもしれないけれど、とにかく飛んだ。

びっくりした。先ほども書いたように、あの羽を思わせるアクションは作品のアクセントだと思っていたからだ。まさか伏線のような扱いにしてくるなんて思わなかった。サビど頭一発目、一番印象に残る振りにこれを持ってくる。もうこの作品の振りの印象は決まった。

何度も小さく魅せておいて(なんならこの後も出てくる)、サビで派手に魅せる。この作り方凄く勉強になった。さすがです。

 

 

 

(飛ぶ直前、重岡さんだけ顔を下にしているのが目を引いた。飛んだ瞬間に顔をパッとあげることで華やかさが増す。あと肩関節柔らかっ!!)

(「輝く~」の、両手を左側に持ってくる振りのところ、神山さんの身体の軸が中心なのに上半身だけグッと右側真横に入るアイソレがべらぼうにかっこいい。手を出す方向と反対側に体を振ることでより大きく魅せる技だと思う。かっこいいぞ。)

(同じ個所で藤井さんの、右斜め下から左上に押し上げるような身体の使い方も好き。)

 

 

サビ含め、手首を回す振りが多い印象を持っていて、男性が踊る作品では少しもの珍しいなと思っているのですが、世界観がすごくマッチしていて見ていて気持ちいい。

女性特有の柔らかさではなく、男性的な無骨感が出ていて、それでも流れるように見えるからとても綺麗。指先の綺麗さは女性のほうが、なんて思っているところも正直あるのだけれど、男性は男性でまた違った面があって綺麗だ。

 

 

 

(上手からの桐山さんアップ、その後の正面カメラへの切り替わりの瞬間。この一瞬に映る神山さん小瀧さんの身体の向きや顔のつけ方そっくりじゃない…?全然違う踊り方をする二人なのにこんなにも似ることある?)

 

 

 

 

 

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(藤井さんが移動するときにグッと下重心になり、肩から沈んでいくように上体を落とすやり方が好きです。)

 

 

 

「幾千の星が~」のところで星を見上げ、星が瞬くさまを左手で表していると解釈したので、こういう風に歌詞をなぞる振りは凄く見ていて楽しい。作品隅々まで表現しているように思う。

 

 

 

 


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(ここの配置一番自信ない。最初見たとき、こぐま座イメージなのかなと思ったのだけれど、4人が座った時に3人が丁度一直線上に並んでいるフォーメーションを見せたいのではないか?という考えが浮かんでしまって、最終しっくりこないまま作った。)

 

 

 

初めの目元を隠すポーズ然り、ここの4人が座るポーズ然り。こういうところは各自で決めているのか、それともコレオが指示しているのか気になる。

作品によってはフリーもあるし、向きから形からガチガチに決めるときもある。果たしてジャニーズのMVではどうなのか。

個人的な考えで、中間さん神山さんの座り方が個性大爆発しているので、各自で好きに決めたんじゃないか説が私の中で濃厚。

 

 

 

 (中間さんの座り方、己のスタイルの良さを120%理解して見せつけてきているぞ、バチイケ足長最年長ここに極まりだ!)

(ここのラップでも藤井さんの藤井流星の手の使い方が見れるぞ!指をピンとしている癖がとても藤井流星だ!)

 

 

 

 

 

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(だから桐山さんと濵田さんのハモリがある場合は先に教えてって言ったじゃんか。)

 

 

 

こういうフォーメーションはMVならではというか、映像作品の強みだなと思っている。

カメラが複数台あるからこそ、正面(観客)を無視した位置取り。定点カメラも勿論良いけれど、振り起こし関係なく見るなら私はこういう映像のほうが好きだ。

これぞ総合芸術。

 

 

 

 


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再び映像作品の強みは続く。

メインをカメラで追いかけ続け、後ろではフォーメーション移動が完成しているこの流れ。MV用のフォーメーションから舞台フォーメーションに切り替わるスムーズさ。

カメラ映像の演出とそれを邪魔しないルート。総合芸術。

 

 

 



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まだまだ映像陣の本気は続く。こちらのフォーメーション。

YouTube公開時、この作品はもしかして各所各所に星座のフォーメーションを取り入れているのでは!?とオタクをさらにざわつかせる決定的な証拠となったこのシーン。

 

舞台フォーメーションから再びMV用のフォーメーションに変わる。

正直初めて見たときこの形がなんの星座だとかそういう意識は全くなくて(すまん)

この多様にころころ変わる魅せ方にただただ感動していた。短い数十秒の間に、映像と舞台とのフォーメーション切り替えをこんなに盛り込んでくるとは。さすがすぎて怖い。

 

 

落としている4人が裏音のカノンに合わせて数羽ずつ飛んでいくように見えるこの振り。そのあと全員のユニゾンへの入り方も違和感なくスムーズに流れていてとても綺麗。

 

 

 

 


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(正直ここのフォーメーション画は作る気がなくて一度スルーしかけたのだけれど、ここの重岡さんを見てほしいがために追加した。2枚目の画に切り替わったところ、下手カメラの映像、ここで映る重岡さん。いい。けだるげに、少し憂いのある雰囲気で首のロールアップ。そしてサビに続く。)

 

 

 

 

 

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(サビに入る羽ばたくジャンプ。手をクロスさせたときにふっと視線を外す。先ほどのロールアップといい、ここでの視線といい。なんなんだ重岡大毅。そんな魅せ方の引き出しがあるのか貴方は。ふと見せる陰のような、でも真っ暗じゃないその表現はなんだ、思わず見てしまう。)

 

 

 

サビの振りは一サビで語ったので割愛。

 

 

 

(飛んでいるときの桐山さんのシルエットが凄く綺麗だぞ。コマ送りしても全くぶれない。そんな浅いプリエ(飛ぶ前の踏切)でよくそんな軽々飛べるな。)

(サビの振りの一連の流れ、どこで写真撮られても絶対大丈夫であろう踊り方をしている小瀧さん本当に舞台人だなと尊敬する。ポーズ一つ一つが綺麗に止まっていて無駄に流れるところがない。思えばDrift!のハンドル回すところもとても綺麗に止まっていた。)

(中間さんが抜かれるカメラに切り替わる直前の中間さんを見てほしい。この魅せ方めちゃくちゃ中間淳太。身体のしなり、首のつけ方がもう完全に中間淳太真骨頂。)

(「Click Trigger Trigger」のところでガンとして正面から視線を外さない神山さん本当に本当にカッコイイから見てほしい。食われそう。)

(濵田さんの淡々と踊るときの色気というか儚さというか。ふっといなくなってしまうんじゃないかと思ってしまうこの現象はなんだろうか。別に踊り方自体が柔らかいわけじゃないのに。弱弱しいわけじゃなくて、静かに叫んでいるような気がする。。何なんだろうか。)

 

 

 

 


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「Big Dipper Dipper」の歌詞の手の振り大好きなので

この七者七様な感じが見てて面白い。

 腰に左手を添える人もいるし、だらんと下ろしたままの人もいる。

フォーカスが正面の人もいるし、自分の右手を追う人もいる。

大本の振りは何だったのか正直ちょっと気になる。

 

 

 

(私的に中間さんがやっている、音に合わせて左足をインアウトさせる踊り方がとても好き。)

 

 

 

 


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(この辺りは踊りというより、自分のソロパで前に出てきつつ移動しているパターンだと思うので移動図だいぶ省略した。多分この間に星座をイメージしたフォーメーション作ってるだろうなと思ったが、他の箇所と比べて確証が持てないので天カメ用意してくれ。)

 

 

 

神山さんのバチイケラップから再びきた一瞬の静けさ。

散々主張してきた羽ばたくような腕の動きも控えめに。

音が止まるというより音が引いていくような静。

 

そんな静の中、センター奥から現れるのは濵田崇裕さんだ。もうこれは総合芸術の一つの完成形だろう。 

 

 

この曲の一番初め。

円の内側を向いていた6人と、円の中心にいた神山さん。

その円から外に広がることで始まる音楽。

 

そしてラスサビ。

背を向けて円を作る6人と、後ろから円の中心に静かに立つ濵田さん。

音楽の最高潮の盛り上がりとともに円の中心を向く6人。

 

この2シーンだけでストーリー書けるな。

振り構成が天才のソレ。

 

 

 

 


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ラスサビ。

音に詳しくはないが、ラストに相応しい派手な音になっているように聞こえる。

カメラ切り替えも多く、終わりにむけての盛り上がりを助長しているように見える。

本当にこのMVはコレオグラファーと演者と映像技術職、すべてが集結した作品だと思う。完成している。踊りっていいな。

 

 

 

 


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ここでV字がくるとは。

初見時、そうきたか…と思った。(決してジャニーズWESTさんの団体芸の一つではない。)

正直勝手に心配しているところがあった。こんなにも計算されたフォーメーション、世界観を忠実に守る振り付け、かつ個人の見せ場もきちんと作り続けていたこのBig Dipperという作品。

 

 

 

どうやって終わる気だ?と。

単純に北斗七星のかたちを作って終わるのは味気ない。そもそもそれっぽいものは途中で出してる。(こぐま座らしきもの)(この作品でいくつかの星座をモチーフにしたフォーメーションが取り入れられていることは、オタク内では盛り上がりつくした話題だろう。自信をもってこの場所がこの星座だ!と言えるほど詳しくないので掘り下げないでおきます。こうだったらいいな、と各々が想像している今が楽しい。)

 

 

そんなこんなで、これだけ期待を超えた作品を見せられてしまったら、終わり方へのハードルが高くなることもしょうがないと思う。

さぁ、そろそろ終わるぞ、どうなる。と思っていた矢先のV字。

V字、ド定番のフォーメーション。まさかの終盤でド定番がきた。どうなる。

 

 

 

 

 

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縦一。

これまたド定番。

初見時、V字から縦一に集まってくるのが分かった瞬間、私は一時停止を押した。

自分ならここからどうやって終わらせるか考えてみたかった。

最後の最後で趣味を楽しむオタクスイッチと仕事スイッチが切り替わってしまった。切り替えさせられた。悔しい。最高な作品をありがとうございます。

 

 

 

私なら。

縦一になった時点で振りを終える。

ラストの歌詞に合わせて7人交互に上下分かれて大きく外側へ歩いてもらう。

ロビーという大きくはない場所で踊っていたため、あまり広がっているイメージがないから、最後の最後でめいいっぱい広がって顔のロールアップで終わる。

ギリギリまで正面カメラで映してもらって7人が離れ切った最後の最後、映像が終わる寸前に天カメに切り替えて、真上からの引きの映像。大きな北斗七星のかたちを作って終わる。

こぐま座らしきもの、との対比もとれて、天カメ引き映像だからこそ見える大きなおおぐま座の北斗七星。

 

実現可能かどうかはひとまず置いて、私ならそんな終わり方にするかな。

なんて考えを飛躍させまくって再生ボタンを押した。

 

 

 

 


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やられた。

最後まで一貫してその場で終わらせてきた。

私みたいに大げさなことをせず、斜め上からのアングル、指先一つで北斗七星を作るとは。めちゃくちゃロマンチックな終わり方じゃないか。

 

北斗七星大きいんだから最後は派手に大きく!って考えてしまった私と、音の終わりの静けさやこれまでの作風をきちんと守って指先一つで描く北斗七星。

やられたな。私もまだまだ引き出しが少ない。(でも自分の考えも全肯定するポジティブオタクが私です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高だった。

YouTubeに公開されて衝撃を受けてから1か月。

発売はまだか、フル映像はまだかと夜な夜な数えた1か月。

痛恨のミスをおかし、手に入れることが叶わず静かにハイボールを流し込んだフラゲ日。

そして3月17日。無事に鑑賞し終えた今。大変幸せである。

 

 

 

自分の好きな人たちが、自分の好きなものを作品として世に出してくれる。こんな幸せがあったなんて。

EDM調の楽曲でバチバチ踊っている姿も好きだし、ここまで沼ってしまったのだからたとえ踊りから遠ざかっても好きは揺るがない。

最近のWESTさんは歌への熱がすごく、その熱さを武器に大きな一歩を踏み出している。それを見ているのも勿論好きだ。

本心で、心の底からそう思ってる。

 

 

 

 

 

今回、そっと出されたこのBig DipperのMV。

私にとっては今回のアルバムの中で最大の宝物だ。なによりも好きだ。

新曲やショートムービー、ソロ曲やマダムTシャツ。沢山詰め込まれた素敵なものの中で一番光ってる。それくらい大好きだ。嬉しい、ありがとう。

 

 

 

この人がこんな魅せ方を?そんな表現するなんて!
沢山の新しい魅力をいっぱい見つけられてとても楽しい時間だった。

Twitterでも呟いたけど、個人的に今回通して藤井さんの踊り方がべらぼうに好きだった。ほんと流れ星だった。わざわざ地上にその美しい姿現してくれてありがとうございます。

 

映像作品と舞台上での披露はやっぱり違う。

私は、舞台は生で鑑賞して体感してこそ!の考えが強いから、今回の映像作品はとてもとても勉強になった。
どっちもいい所があるし、魅力が合って優劣はない。

 

 

 

 

 

ジャニーズWESTさま。

すごく楽しかったです。大好きが溢れました。

素敵な最高の作品を届けてくれてありがとう。

 

 

以上、大好きを詰め込んだファンレターでした🌈