踊りは秀麗だ
じゅうごどめまして、すやです。
本日、2020年10月21日。
あかりの日である(Wikipedia調べ)
電気の、あかりのありがたみを認識する日である。
そして
夏生まれラッシュが終わり少し期間が開いての誕生日。
中間さんは夏生まれメンバーにプレゼントを渡したのだろうか。なんだかんだ律儀な中間さんなら遅れはするけれども全員に渡していそうだ。
そして肝心の自分の誕生日。あんなにラッシュが続いた後だもの。みんなからスルーされてそうで他人ながらソワソワしている。
しかし中間さんが33歳だなんて。誰が信じようか。本人曰く魔法がかかってるらしいので、どうかそのまま溶けない魔法でその若さを維持し続けてほしい。
あわよくばその魔法がなんなのか教えてくれ。こっちは日々の衰えに恐怖しながら生活していますので。なにとぞ。
そして今回も例に漏れず。
中間さんのダンスについて好きなところをつらつら書き連ねようと思う。
先に言う。彼の踊りはどタイプだ。ありがとうございます(?)
お時間のある方は激辛料理でも食べながら読み進めてくだされば嬉しいです
中間淳太さんの踊りは秀麗だ
~最新ライブDVD『WESTV!』より~
WESTV!より、中間さんの踊りを語っていこうと思う。
中間淳太さんのダンスを語る上で私が選んだダンスナンバーはこちら
- アカツキ
- 傷だらけの愛
以上2曲をメインに書き連ねていきます。
それではまいりましょう。
中間さんのダンスでこの曲語らないとかそんなのありえない。
むしろこの曲だけでブログ1つあげられる。
個人的にはアカツキやSHE IS MYやIYEみたいな情緒ある感じの、曲の世界観がガチガチに固まっている曲を踊る中間さんが好きだ。
この人は本当に、本当に曲に合わせて自分を作る人だと思うから。
まずアカツキ。衣装が勝ちを狙いに行っている。
ロングコートにリボンフリルのシャツ。顔が小さくて手足が長い中間さんに本当によく似合っている。あなた本当に昭和生まれか?現代っ子みたいなスタイルしよって。
細いけど肩幅はしっかりあって線が細いわけではない、垣間見える男の人の骨格。ずるい。スタイルが神に愛されすぎてる。シルエットが綺麗すぎるなこの人。
青バックから中央ステージがせりあがってくるところ。この時点で下手2番目にいる中間さん見てほしい。もうシルエットが勝訴。
白スポでパーンと明るくなったところも中間さんのスタイルの良さが凄い。シルエットが勝訴(2回目)
Aメロを一人ずつ歌うところ、中間さんのパート。
『不思議な空』で本当に空を見渡しているように見えるところ。
出した手の先に何かが見えるような、それをつかみ損ねて『不思議な』空を仰ぐ姿。その丁寧な仕草が、見ている人を一気に物語へ引っ張り込んでいく感じ。
ピンスポが消えてもふっと空を見る視線は続けるところとか、一瞬の細かさがこのワンフレーズでよくわかる。
そのあと移動が続いて、前列前列センター割上手。
神山さんと重岡さんのソロに紛れて踊っているところ。
手を胸の前で組み、右足をフロアにスライドさせる振り。
ここで気になったのが『足を出すタイミングは揃っているのに、終わるタイミングが一人ズレている』ところ。
これは中間さん特有の(勝手に思っている)「振りが全体的に大きい」に関係していると思う。初見のときから思っていたが、中間さんの踊りは全体的に大きい。
派手、という意味でなく、常に全身運動をしているから大きい、という意味で捉えてほしい。
この振りの場合では、足のスタートが同じでも、人より大きくフロアをなぞっているから終了が人より遅くなる。どんな場面でもどんな振りでも、全身を精一杯使う踊り方だからこその遅れだと思う。
ではなぜ遅れているように見えないのか。
コマ送りで見たら確かにほんの少し遅れている。でも流して見たときに「この人遅いな」とは思わない。何故なのか。
あくまで私の考えなのだが(何をいまさら)
中間さんの踊り方は常に流動的であるからなのではないかと思う。
正反対なタイプで言えば神山さん桐山さんの二人。この二人の踊り方の印象はガチガチにロックが入ったり、力強く止めるところは止めたり。音の中のメリハリが見える踊り方をすると思っている。
一方中間さんの踊りは全体的に流れている。習字でいうトメがないイメージ。
止める、止まる、という区切りがはっきり無いから、振りの終わりが見えにくい。
そんな踊り方なのではないかと思う。
『振りが大きい』と『振りの流れが常に流動的』
この二つが中間さんの踊りを見たときに感じた印象であり、この二つが組み合わさって見えるのが『動きが大きいのに遅れているように見えない』につながるのだと思う。
勿論この流れる踊り方にも良し悪しはある。
だら~っと流れて見えるから面白くないとか、間延びしているように見えるとか。
でもまぁ踊りの癖は見る人によって好き嫌いがわかれるものだから。逆にバチバチに止める踊り方は自己主張とテクニック主張が強すぎて嫌いと思う人もいるだろうし。
だから声を大にして言おう。
私はこの踊り方好き!!!!
サビの話をしよう。
この曲のサビで中間さんを前列センター割に持ってきたコレオグラファー。解釈の一致。一緒に酒でも呑みませんか。
サビ最初のフレーズ。両手を広げるところ、閉じた両手を真横に開いて下に持って行って組みあげるところ辺りは、誰よりも大きくめいいっぱい伸ばす踊り方で見ていて気持ちがいい。
長い手を最大に伸ばして、その単調さは子供っぽく見えがちだけれど、そう見えないのは上半身や首のつけ方がとても妖艶だからだと思う。
首筋のラインを出すことに関して中間さんは天才。一気に色っぽく見える。
フォーカスのつけ方やそれこそ首のつけ方に癖がある人だと思うのだけれど、自分のよく見える角度を知っているからこそのアレンジだと思う。
正直テクニック面でのアレンジはそんなに多く見つけられなかった。でも一つ一つの表現的な部分では中間さんはとても自由に、自分の最大限の良さを魅せているのがわかる。
きっとレッスン中は鏡の前に張り付いて、角度をずっと研究したりするタイプなのかな、なんて考えたらとても素直で素敵な人だと思う。
同じくサビの『壊れそうなレプリカ』のときの手ぶりと顔のつけ方も見てほしい。
本当に大事なものを包み込むような、ガラス玉か何か、壊れやすくてでも大切なモノを両手で守るような丁寧さが見える。
一人だけ手元に視線を落としているのも、それを裏付けているように感じる。
歌詞の一つ一つを解釈して、物語として繋げて、それを振り付けに起こしている中間さんの(勝手な私のイメージ)最大限の魅力がこの手ぶりに出ている。
どこかで書いた気もするけれど中間さんが椅子に座って、上半身や手ぶりだけしかないダンスをいつか見てみたい。できればバラードが見たい。きっとそれだけで作品として成立させられそうな気がする。この人なら。
サビ終わり。『静かに照らしたアカツキ~』のフレーズのところ。
入りが左足軸から前に深く踏みこむ振り付け。ここの中間さん、誰よりも深く踏み込んでいるのがわかる。何度も書くが振りが大きい中間さんらしさが出ている。
丁度この場面でカメラが俯瞰に切り替わるから、正面から全体図が見えるようになっている。ぼんやりこのシーンを見ていると、深く踏み込む中間さんに一瞬目を惹かれる。
『大きく踊る』ってそういうことだと思う。観客の視線を一瞬奪う。
全然興味のないパフォーマーが踊っている、曲も知らないダンス映像を見ていると思ってほしい。ただぼんやりと舞台を見ていると、だれか一人に視線を取られることがある。
単純にセンターや主役を踊っている。顔がタイプ。スタイルがいい。テクニックがある。目を奪われる理由は人それぞれだけど、その中でも一番視線を取られるのは『踊りが大きい人』だと個人的に思う。(勿論ユニゾンやシンクロが重要視される作品は除く)
ぼーっと見ていて突然視界に入ってくる人はやっぱり目を取られる。
私はそれが所謂ジャニーズダンスの特徴の一つではないかと最近思っている。
中間さんは結構ジャニーズ踊りをする人だと思う。ここまで書いておいてジャニーズ踊りとは何ぞやと聞かれたらうまく答えることは出来ないのだけれど。
そのあとの曲の転調でバッと全員が振りむくところにロングコートの良さが出てる。ふわっと広がる裾がとても素敵。余談だけれどジャケットの裾を持って自分で翻している桐山さんも素敵。
あと照明の使い方が天才。音とよく合ってる。
あとに続く
『愛していたいその願いは~』のところや『壊れそうなレプリカ』のところ。
特に振りつけがないから各々自由にしているのだろうけれど、こういうシーンでの中間さんの手ぶりや表情が大好きだ。何度も言う。手ぶりのソロダンスをどうか、後生ですから、あの、ほんと、一生のお願い。
感想
歌詞を踊る人
傷だらけの愛
突然ですが
YSSBでつけていたサングラスをマイクの上に重ねて持っている手が好きです。
あれはいい、きっと仲間がいると信じている。
あとこの軍服衣装での中間さんの膝上の長さがえぐすぎて刺さる。私の癖に(ごめん)
イントロが流れた瞬間の中間さん見て。
一番初めに手を後ろに組むところから始まるところ。何度も書く、動きが大きい。
そんな振り回す?ってくらい大振りで始まる。
そのあとのステップがサイド、リバース、フロント、の順で足を動かすのだけれど、ここの中間さん誰よりも横移動前移動大きいから見てほしい。
一人どんだけ動くねんってくらい移動するから。でも最終きっちり自分のポジションに戻ってくるのはさすが。
上手の二人がほとんど動いてないから対比が凄い。
というかシンプルに中間さんのスタミナに驚いている。
大きく動く分体力も使うだろうに、この終盤でも変わらない。本当に30超えてる??
WESTさんを見ていて思うのだけれど、最年長が若く見えるからか、全体的にみんなまだそんなに歳とってないように見える。やっと一番上が30いったくらい??ってなる。まさか30超えが3人もいるとは。
余談だけれど、初めてWESTさんを知った際、年齢を調べるまで中間さんは7人中下から3番目だと思っていた。同い年くらいかなぁとか思ってた。まさか最年長だとは。
ハートマーク作ってばらした後
後ろに下がっていく振りがあるのですが、一番最後右足をインパッセ(片足軸になりもう片方の足を膝を曲げながら軸足に寄せるもの)の上げってる足の高さ。
めちゃくちゃ高い。膝小僧が自分のみぞおちくらいまで上げてる。見る感じ神山さん濵田さんもそこそこ上げている方だけど中間さんダントツ。
軸を乗り換えるための通過、としてではなく。一つの振り付けとして見せようとしている辺り中間さんだなぁと思う。
サビ終わりのタップ間奏シーン。
ここで一つ思ったのが『中間さんの立ち姿ってスタンス広めなんだな』ってこと。
タップ間で両足を開いて上半身を落とすところがあるのですが、その時ふと思った。大きく動く人だから誰よりも下まで下がるのは予想できたのだけれど、そもそも足の開きが人より広い。ぐっと腰を落としているのがよくわかる。
横の神山さんも結構落としていると思ったが、中間さんはそれ以上だった。
この場面の間奏終わり。一番上手に行ってオープンスタンスから腰を落としたままのフロントステップでも同じように足を大きく開きがち。
ここを見て思い出したのだけれど、Evokeでの中間さんのソロパートで腰振るところ?みたいなのがあったと思うのですが、そこも確か結構足開いてた気がする。
これは中間さんの癖かな?足が長いから映えると思う。
メインステージでのサビシーンはあまり中間さんが映らなかったので、センターステージに行ってからを語ろう。
まず初めに小瀧さんの見せ場のところ。ピンだけになって周りが暗くなるところの中間さんが刺さる。ほかのメンバーは頭を下げているのですが、中間さんなんと!!ちょっとけだるげに正面見ているんですよ。
この見下ろしているというか無機質な感じを出す男の人が凄く好きなんだ。どこ見てるのかわからないような、ちょっと暗い陰が垣間見える男の人が好きなんだ。ここの中間さんすごくいいぞ。
あれだけ大きくがむしゃらに動いていた中間さんが、ふとオフになったように見える瞬間だ。とても刺さる。
そういう意味ではお兄ちゃん組が時折見せる暗いこういう表情がとても好きなので、前代未聞のテロ事件をおこす国家最大の敵、みたいな悪役で演技やってくれないかな。偉い人どうですか。
小瀧さんのキメキメシーン後のラスサビでは再びスイッチオンの中間さんが見られる。
ハート作りながら足首だけ振るところなんか軸足の前足も両方ぶんぶん振りまくってる。もうどっち軸なのかもイマイチわからないくらい振ってる。
中間さんの床だけ氷のリンクですか?ってくらい滑らせる。最後の最後まで全身全霊動きまくる中間さんがいる。
あとこの握りこぶしハート(?)を作るときの中間さんの首のつけ方が好きなんですよね。ちょっと顎引いて下からにらみ上げているようなつけ方。重ための愛が凄い出てる。病んでる。
感想
中間さん体力オバケ
お誕生日ダンスシリーズを書こう!!と思ったきっかけは中間さんのダンスである。
まだなにも知らず、初見のときに中間さんの踊り方が凄く好きだと思った。
(付け加えるような書き方をしてしまい申し訳ないのだが、他のメンバーも好きなところはたくさんある)
元々、しなやかに、エロティックに踊る人が好きだったので、中間さんの踊りは凄く惹かれた。中間さんの踊りの好きなところを箇条書きで書き連ねていたりもした。
それくらい好きだ。
私個人の踊りの好き嫌いとして、テクニック云々は正直あんまり見てない。
魅せ方が魅力的な人に惹かれる。曲の世界観を踊りで表現する人、中性的で、流れるような踊りをする人がとても好きだ。
中間さんの踊りはまさにドンピシャどストライクだった。
『アカツキ』と『傷だらけの愛』を選んだ理由は、二つが対照的な位置にあるジャンルのダンスだと思うからである。(この2曲が思ったよりも長くなりすぎて3曲目が書けなかった)
中間さんの踊るアカツキはべらぼうに良い。踊り方の特徴と振り付けと世界観が見事に合わさっていて、見ていて飽きない。とても綺麗だ。
では傷だらけの愛はどうだろうか。
多分得意ジャンルではないと勝手に、勝手に思っている。どんな風に見えるのか比べてみたい気持ちがあってこのナンバーを選んだ。
そしてこの曲を踊る中間さんを見て、もう一つ彼の踊りの特徴みたいなものを見つけられた気がした。
どんなジャンルの踊りも自分のものにするのが上手い
どんな振り付けでも、どんな曲でも『中間淳太』がブレない
出来るところ出来ないところ、得意なところ不得意なところ。全部ひっくるめて自分の持ち味にして舞台上に乗せることが出来る人なのではないかと思う。
私よりももっともっと昔から中間さんのことを知っていて、それこそテープが擦り切れるくらい彼の踊りを見尽くしたファンの方なら思ったことあるんじゃないかな。
「ここの踊り方、淳太くんっぽいな~」って。
それがきっと中間さんの『踊り方』なのかもしれないなぁ。
多分踊りに関しては器用な人ではないのだろうと思う。
そんな彼が見せる踊りはとてもしなやかで、ふと見せる一瞬が儚げで。
どんなジャンルでもきちんと自分のモノにして舞台に上げられる人。
めちゃくちゃカッコいいじゃないか。
改めて
中間淳太さん。お誕生日おめでとうございます。
この人女の私より色っぽく見えるのなんで?
と若干敗北感を感じながら、時に純粋に鑑賞し、時に勉強として、何度もあなたの踊りを見ています。
あんなに綺麗に踊るのに、泥臭いようにも見えるあなたの踊りが
人間味みたいなものを感じ取れてとても好きだ。
この人も自分と同じように鏡の前に張り付いて、鏡とにらめっこしながらこの踊りを仕上げたんだろうなと景色が浮かぶ(勝手に)
何度も書くが、どうか、どうかヴォーグみたいなダンスを中間さんが踊る未来があってくれ。これは私個人の重たすぎる願望だ、聞き届けよ、神。わが祈りをきけ。
ちょっと本音がダダ洩れた。失礼。
これから出会っていく沢山の作品を、沢山の世界を
全部全部取り込んでもっともっと洗練された秀麗な踊りを踊るのだろうなと。
そう想像しては一緒に見ていきたいと思う。
お誕生日おめでとう。
中間淳太さんのこれからの日々が、もっと輝きますように。