踊りは自由だ
じゅうさんどめまして、すやです。
本日、2020年8月26日。
レインボーブリッジの日である(Wikipedia調べ)
そして
つい数日前に24時間テレビのメインパーソナリティーをつとめあげた重岡さん。さらにはスペシャルドラマの主演までつとめあげた重岡さん。お疲れさまでした。
誕生日おめでとうブログも折り返し。
夏生まれラッシュも終盤である。三つ子期間が終わってしまうのも少し悲しい。
そして今回も変わらず
私の私による私のためのダンスブログを書き連ねていこうと思う。
お時間のある方は豚ニラ炒めでも食べながら読み進めてくだされば嬉しいです。
重岡大毅さんの踊りは自由だ
~最新ライブDVD『WESTV!』より~
WESTV!より、重岡さんの踊りを語っていこうと思う。
重岡大毅さんのダンスを語る上で私が選んだダンスナンバーはこちら
以上3曲をメインに書き連ねていきます。
それではまいりましょう。
重岡さんのダンスは『めちゃくちゃジャニーズ踊り』(主観)
初めて重岡さんを見たときから、ファンになってから過去の映像を漁ったり、最新の踊ってる映像を見ても感想は変わらない。
センターで誰よりもジャニーズ踊りをする人。それが今の私がもつ重岡さんのダンスの印象である。
そもそもジャニーズ踊りとはなんだ?と聞かれると上手く言葉に出来ない。基本はショージャズだと思う。数十人~百人単位の芸小屋で始まったとされるショーダンス。これに近いのかも知れない。
スタイルみたいに激しくなければ、バレエほどクラシカルでもない。ひとくくりにジャズと言ってしまえばいいのか、とにかく何でもできる自由なジャンル。それでいてちょっと抜けているダンス(貶しているわけではない)
それこそ8/1に行っていた松竹座での公演。(あの公演は見れてないけど松竹座のキャパは知ってる)あんな感じの箱でこそ映えるダンスだと思う。目の前の、比較的距離が近い観客に対して、パフォーマンスとして魅せるための踊り。
それが私の思うジャニーズ踊りである。
重岡さんの踊り方はそんなジャニーズ踊りを想像させる。
私の中でアカツキは、この踊り方をする人がめちゃくちゃ映えるダンスナンバーなのではないかと思っている。
正直この曲の振り付けは大大大好きなので、振り付け構成演出だけで語りたい気持ちもあるがそれは一先ず置いておく。
初めて見たとき、映像で神山さんが制服なのも、屋上から落っこちたのも衝撃的過ぎたし、イントロ流れたときの割れんばかりの歓声を覚えている。
イントロで神山さんと対になって踊るところが凄く良い。
身長順で言えば神山さん、桐山さん、重岡さんの順なのだと思うが、この二人に関しては横並びがすごく似合う。なんとなく引きで見ていてバランスがいい。踊り方は勿論似ていない。神山さんの神山智洋踊りと、ジャニーズ踊りの重岡さん(主観)
踊りに関しては似ていないと思う。だけど対になったとき、横並びになった時、お互いがそこにスンと居る感じが見ていて違和感を感じない。シルエットが似ているのか?
向き合って神山さんが差し出した手を避けるところや、背中合わせからお互いスタンドを向き直るところ。お互い手を伸ばして、でも触れ合わず離れてしまうところ。
円の中でセンターでこの振りを踊っているときの二人の距離感がとても好きだ。綺麗とか上手いとかじゃない。
そのあとのBメロ。メンバーが作った壁を介して歌う二人。
初めて見たとき、このシーンでこの二人が主役の曲なんだなぁと気づいた。これは振り付け者のセンスの良さが光る。好き。
サビ前までで結構対になっている印象が多い二人なのだが、何回見てもこの雰囲気の良さというか相性の良さというか、違和感のなさというか。なんとも言葉にしにくい距離感がとてもいい。
これがジャニーズグループ内によくある『シンメの関係』なのかもしれない。
シンメって自分たちで決められるものなのか、Jr時代の振付師が決めるのか。なんなのか知らないけれど、この二人を見ているとシンメっていいなと思う。
サビは見どころが沢山だ。振り付けがいい。
そもそも重岡さんの踊り方は全体的にそんな大振りじゃない。コンパクトにまとまっている感じ。
と思いきや曲によっては結構派手目に動いたりするけども。この曲に関しては結構シンプル。
細かい足さばきはするけれど、腕は伸ばし切らない。少し緩めで構えている。
「張り裂けそうに~」のところでは一人だけジャケット持たない。
スタンスは狭めだけれど、腰を落とすのは意外としっかり落とす。しかも素早い。多分下重心特化型。ぼってりと重たく見えないのはしっかり体幹があるからかな?あと下重心の割に踊っているときは顔をあまり下げないのも、重たく見えないポイントなのかもしれない。
歌っているときはよく前かがみになっている印象あるけれど。ほかの人のパートで踊っているとき、結構重岡さんは顔を上にあげている気がする。
「愛されたいとか~」の前の間奏。スラッシュの照明に合わせて全員が正面を向くところ。重岡さんだけ背中越しにこっち見るの、よくない?いいよね、わかる。
背中合わせの円になったところで重岡さんと神山さんだけ祈るように手を挙げる振りめちゃくちゃセンス良くない?曲の歌詞とも、映像作品の世界観とも合いすぎ。
この振り付けで印象的な手を重ねて交互に開くところ。
重岡さんはめいいっぱい腕を上に伸ばし切らないから、音の着地に合うように、周りの人と比べて少しゆっくりめに手を下ろしていく姿可愛くない?
2,3回この振りあると思うけど、見てて毎回可愛いと思っちゃう。ごめん。
感想
大サビのピンスポが似合う
Drift!!
そろそろDrift!!大好き芸人として呼ばれてもいいかもしれない。オファー待ってる。
一発目イントロで正面向くとき、ほら、めちゃくちゃ下重心。凄い膝まげてる。入る角度はもしかしたら一番低いかもしれない。
Aメロに入る前のダウンとかも思いのほか下がるではないか。がんっと落ちる感じがとても男らしい。やはり下重心の重力を感じる踊り方は男の人特有だな。素敵だ。
フロアダンスとか似合うんじゃないだろうか。体も柔らかいだろうし、ぜひ披露してほしい願望が芽生える。
この曲になったとたんにこにこ天使ちゃんになるのが個人的にすごく可愛いと思う。どうしたどうした、そんなにこの曲好きなのか、踊るの楽しいのか。そっかぁ!!…神山さん振り付けの曲だなコレ。
この曲をよく見て気づいたところが、重岡さん移動の一歩め結構歩幅広め。ってところ。
ぐんっと前に出ていく感じ。上半身と下半身に分けて考えると、どちらかといえば下半身のほうが派手目に動く人だとは思っていたが。移動のステップがこんなに大きく出る人だとは気づかなかった。この曲がアップテンポだから余計にそうしているのかもしれない。
一番好きなところは「大都会の夜を~」のところ
ジャンプアップしたあとに前に両手を開きながら前に出てくるこの振り。首からガッと前に飛び出してくる感じがとても男らしくていい。ゴールテープを切るランナーに見えたりしたこともあった。すまん。
桐山さんの「境界線を~」の後、全員がセンターに集まって飛び跳ねてから散らばるところあるじゃないですか。ここのジャンプ重岡さんめちゃくちゃ元気で高くてビックリした。思わず巻き戻した。
だって最初の小瀧さんの「Come on now」の後のジャンプ全然高くなかった気がしたから。巻き戻して見てみた。やっぱりそんなに飛んでなかった。
終盤でテンション上がってるのかなぁって想像したら楽しい。ノリのいい曲で(多分)ファン人気も高くて、メンバーが振り付けして、アップテンポでカッコいい曲。踊ってるうちにテンション上がっていったのかなって勝手に想像してこっちもテンション上がる。にこにこ天使ちゃんがさらに飛び跳ねる。Drift!!はいいぞ。
私の中での見どころはやはりサビ。メンステに戻ったところのサビがわかりやすいかもしれない。
このサビではハンドルを模して腕をぶん回すところが多いけれど、重岡さんの上半身結構緩めだからふわっとしてる。もうハンドル絶対両手で持ってない。片手でくるくるしてる。Drift、で片足に乗って決めるところなんて重岡さんちょっと急めの車線変更してるのかってくらいキュッ!!としてる。左側までハンドル回さない。
でも腕が通るポジション正しいんだよなぁ…。ショートカットしないし、ふわっとしてるのに音には間に合うし。不思議だ。音に遅れない人って音感がいいって聞くのですが、重岡さんは感覚をつかむのが上手いのかな?そういえば重岡さんの踊り方って、極端に遅れたり早くなったりしない気がする。
全体図で見たら、ちゃんと音の平均値を掴んで踊ってる感じ。一人だけとびぬけたところ見たことないな。
メンステで横一列のところ、重岡さん一番下手。
めちゃくちゃ元気に足上げてる。
横の桐山さんもまぁまぁ足高めにあげてると思うけどそれより高い。もう楽しさ溢れまくってます!!って感じ。
そのあと横に手を置く振りのところで首かたっ!って突っ込んでしまった。どうした、いきなりぎこちない。
最後のシートベルト外して車から降りるところ大好きなんですが、重岡さんの車降りるときのよっこらしょ感凄くて笑っちゃった。
左ハンドル高級外車からそんなよっこいしょって出てこないで。足に手を置くあたりちょっと疲れてます?さっきまであんなに元気だったのに。
でもその気持ち分かる。一回体落としちゃったら次上がるのめちゃくちゃしんどいよね。むしろあんなハードなダンスナンバー踊ってて何事もなかったかのようにスンって立ち上がれる神山さんがおかしい(ごめん)
感想
最初から最後までにこにこ天使ちゃん
僕らの軌跡~ジャニーズWEST列島縦断~
衣装がいい。帯が一人一人違うのがまたいい。
重岡さんと桐山さんの二の腕がいい。ごめん。あとジャニーズアイドルってボディもファンデ塗ってたりする??私ら露出多い衣装の時とか塗ったりするんだけど。
彼らも塗ってる?塗っててお願い。塗ってなくて素肌そんな綺麗とか許さん。
この曲ってサビと間奏しか踊ってないのですが、このサビの振り可愛いよね。
そんな可愛い振りであんまりにこにこせずに踊る重岡さんのふり幅ね。Driftであんなににこにこしてたのにね。
曲の雰囲気に合わせて踊る人も、自分の感情そのままに踊る人も、どっちもいい所はあると思っているタイプなので、そんな重岡さんの踊り方も素敵。
サビ入る前の小瀧さん桐山さんラップの後ろにうつりこむ重岡さん好きなの私だけじゃないはず。あの画面いっぱいいっぱい幸せのかたち。
センターに飛び出してきて、左手を誰よりも高く上げたあの姿。少年漫画の主人公みたいな出で立ち。このシーン大好き。ジャンプで連載しよう。
の割に「センキュー!」のところは皆おでこから星飛ばしてる(勝手なイメージ)のに重岡さんは胸から星飛ばす。
そのあとの「歌って 盛り上がれ」のところ、歌舞伎ぽく首回すところでもやっぱりぎこちない。もしかして重岡さん首回りの筋肉固い…??
肩こりとかひどいのかなって変な方向に心配してしまう。過保護。
転調で暗くなったところの全員の仁王立ちのところ。一時停止したらわかるのだけれど、やはり重岡さんスタンス狭めよね。
ここ各々で個性出まくりなんだけれど、重岡さん全体的にコンパクト。
動いてるときはそんなに思わないんだけど、止まってるとき結構小柄に見えたりする。でも実際はガタイがいい人らしいから重岡さんよくわかんない。実在してるのかな。
三味線置いて踊りだすところもやっぱり重岡さんは腕の使い方がやや緩め。ふわっと伸ばしてる感じ。でもステップの歩幅は他の人たちと同じくらい動いてる。
細かいかもしれないけれど、立ち位置含め、移動距離やステップの幅なんかはとっても大事。全体での見栄えに直結するから。一緒に踊る人とある程度揃えないといけない。このステップで何番まで行って、反対で戻ってくる。全員が守らないとフォーメーションが崩れるんだけど、重岡さんは大幅にずれたところ見た記憶がない。
器用にポジションは崩さず動ける人なのかな。ジャニーズはそういうのが上手い人が多い気がする。最後尾からスタートする世界だからかな。自分の立ち位置を分かって踊る人が多いイメージ。
ジャンプターンも両肘曲げっぱなしだから元気っこ!!!って感じがするよね。
結構高めに飛ぶから余計そう見える。
あと着地の際一人だけ顔正面につけてるから目立つ。みんな三味線拾いに行ってるのに重岡さんだけフォーカス決まってる。主人公感ふたたび。
感想
破天荒にちゃんと踊る
重岡さんの踊りを書こう!!とブログを開いたとき、少し前の出来事を思い出した。
私が「ジャニーズWEST?全員名前言えるで?あとEvokeの振り起こしこの前やった」くらいの知識しかなかった時代。
まだ沼に浸かるどころか
「ジャニーズのライブ映像、楽しいね。はーい、仕事しよ」みたいに今との温度差が凄かった時代。
何度か、Twitterのマシュマロで重岡さんの踊り方についての意見をいただいたことがあった。きっとファンならではの思うところが沢山あったのだろう。
その時も今も、私の思う重岡さんの踊りの印象は変わってない。
『与えられた振り付けの大枠をとらえて、その振り付けの中で自分が踊りで表現する箇所を選んでいる人』(あくまで私の印象)
振り付けをもらった。
それを振り付け通りに踊る
ここのステップは得意だからアレンジしよう!って入れる人
振りは分かったからここから全体的に自分の個性で色を付けていく人
色んなタイプのダンサーがいる。それに良し悪しはないと思う。
上で書いたように
重岡さんは大枠は勿論正しく踊り、自分が踊りで表現したいところ、するべきところ、そうじゃないところ、を決めているのではないか。(何度も言うが私個人の印象)
実際のことなんて知らない。
ただ私は
この人のダンスは主張が強い、この人のダンスは手抜き
この人は振りをよく間違える、この人は振り付け通りでつまらない
そういう一面だけで踊りを見るのはあんまり好きじゃないから、何かとこうやって理由をつけて考察して色々語る。もしかしたらこういう意図があってこう踊っているのかも、こう見せたいのかも。と勝手に想像する。
重岡さんの踊り方は凄く自由だ。
自分がやりたいようにやって、踊りたいように踊っているように見える。
ダンスを習いたての幼児みたいかと思えば、いきなり計算されたかのような丁寧さを見せたりする。
根本的な自由さと、ジャニーズならではの前後序列を生き抜くために身に着けた真面目さが組み合わさって、こういう踊り方が生まれたのかな、なんて勝手に想像しておく。
改めて
重岡大毅さん。お誕生日おめでとうございます。
自由に踊る人。
きっと自分の中での譲れないものを貫いてステージに立っている人。
めちゃくちゃカッコいい。
これから先、重岡さんのパフォーマンスが沢山見られたら嬉しい。
そのたびに私は勝手に色々考えたい。
深読みしすぎや!!って言われるかもしれない。でもそんな風に色々考えさせてくれて、色んな視点をくれるあなたの自由な踊りは、見ていてとても楽しい。
舞台は生もの
って言葉がとても似合う人だと思う。
その場のテンションで沢山のパフォーマンスを見せる人。
真ん中で自由に立つ人。
そのまま駆け抜けてほしいと願ってやみません。
お誕生日おめでとう。
重岡大毅さんのこれからの日々が、もっと輝きますように。